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CROSS TALK

社員による座談会

10年以上前から女性や外国人材を積極的に受け入れ、多様性のある職場を実現してきた佐竹製作所。実際に現場で働く社員たちは、その環境をどのように感じているのでしょうか。多種多様なバックグラウンドを持つ5人の社員に、社内の様子や各々のスキルアップについて話を聞きました。

参加メンバー

MEMBER

SESSION 01

今や社員の半数近くが外国人ですが
現場の自分たちにとって国籍はそれほど関係ありません

皆さんから見て佐竹製作所はどんな会社ですか?

M.E

雰囲気はいいと思います。怖い上司がたくさんいるわけでもないですし(笑)。毎日睨みつけられて仕事をしているような職場ではなくて、みんなニコニコ仕事をしていますね。

N.A

家族みたいな感じですね。私はタイ出身ですが、外国から来ているのにそんな感じがしなくて。仕事以外のことでも何でも話せますし、会社のみんなは常に頼れる存在です。

Y.T

国籍に関しては、私が入社した2014年にはすでにタイからの研修生が来ていて、そこからだんだん増えていきましたが、国籍の違いはあまり気にしていないかもしれません。国籍がどうとかというよりも、人としてどうかということの方が大きいですよね。

P.T

今や社員の半数近くが外国人ですしね。私が入社した頃は20人ちょっとだったのが、今は70人ですから。外国人だけでなく、若い女性も働きやすい環境が整っていると思います。

SESSION 02

会社が用意してくれた託児所や社宅の存在が
働きやすさに繋がっていると感じます

「働きやすい環境」というキーワードが出ましたが、皆さんが働きやすさを感じるのはどんなところですか?

M.E

休みを取ろうと思えば、平日でも周りと調整して休みやすいのはいいですよね。

Y.T

それはありますね。子育て中の人は、社内に託児所があることも働きやすさに繋がっていると思います。社員は無償で利用できますし、託児所があることで土曜日や祭日にも子どもを預けられて、そうすると急な休日出勤にも対応できますよね。敷地内に子どもを預けられるというのは、本当に恵まれた環境だと思います。私は子どもが大きいので直接お世話にはなっていませんが、仕事中に子どもたちがお散歩していたりするとほのぼのします。

D.S

自分も託児所の存在は大きいと思います。子どもはまだいませんが、いずれは利用したいですね。

P.T

社宅があるところは助かっています。今は35部屋ぐらいあるのかな。外国人従業員の多くは社宅に住んでいます。

M.E

外国人従業員の受け入れを始めた頃の話ですが、最初は女の子が2人しかいなかったので心細かったと思います。当時は総務課の従業員が車で送迎して買い物に同行したりサポートしていたんですよね。2人きりで寂しかったし大変だったと思いますが、だんだん同じような仲間が増えてきて、今は同じアパートに住んで相部屋で生活したりしているので楽しいみたいですね。車もないし、不便なことはいろいろあるんでしょうけど。

N.A

そうですね。今はベトナムやインドネシアなどいろいろな国籍の仲間が増えて、私たち外国人同士の会話は日本語で話しています。

P.T

共通言語は日本語ですから(笑)。

M.E

そうそう、何語で喋ってるのかな?って思って聞くと、みんな日本語で会話していますね(笑)。

SESSION 03

会社がスキルアップを後押ししてくれて
自主的に検定や通信教育を受ける社員も多いですね

社員の皆さんが技術を身に付けるために、会社はどのような取り組みを行ってくれていますか?

Y.T

機械のことに関しては、各々やりたければやらせてもらえる環境が整っていると思います。機械に詳しくなくても仕事ができる仕組みになっているので、勉強したくない人は作業手順さえ覚えてしまえば問題ありません。ただ、個人的にもっと深く学びたい人は、検定を受けたいと言えばチャレンジさせてくれます。自分次第ですね。

M.E

会社が検定料も負担してくれて、頑張れと背中を押してくれますからね。通信教育も自分のスキルアップになるようなことであれば費用を出してくれて、その代わり最後まで頑張りなさいという感じでどんどん提案してくれる。スキルアップのためには惜しみなく手を差し伸べてくれる会社だと思います。

Y.T

しかも検定の前は、会社が所有している機械を貸してくれるんですよ。機械を貸してもらえる会社はすごく少ないので、それだけでも十分なサポートをしてもらっていると感じます。万が一機械を壊してしまったら通常業務が止まってしまうので、それをわかっていて貸してくれるというのはなかなかないことかなと。

D.S

自分も数値制御旋盤という、今の仕事で使う機械を操作するための検定を受けましたが、試験が近くなると休日にもかかわらず先輩が出社してくれて、先生として教えていただきました。平日も仕事の後に夜まで練習に付き合ってくれて、日曜日も自分の仕事をやりつつ自分たちにも教えてくれて。それが2ヶ月ぐらいかな。本当に感謝しています。

N.A

P.Tさんも私たち外国人従業員の技能検定の先生として活躍していますよね。

P.T

そうですね。技能実習生は1年目に4級(基礎級)を取らなくてはいけないので、実技は日本人スタッフが、学科は私が教えています。ほとんどタイ語で教えていますが、実際に試験を受ける時は日本語なので、課題はどうすれば日本語を理解できるところまで辿り着くかということ。ここは本当に大変ですね。

N.A

当たり前ですが、日本語が分からなければ終わりなんですよ。でもスキルアップを望む人には会社が試験の過去問題を渡してくれて、分からないところはいつでも質問していいからと言われています。

Y.T

私が所属するチームのベトナム出身の従業員2人は、機械の知識がまったくない状態で入社しましたが、インターネットなどを駆使しながら自分で勉強してくれたので、指導なんてほぼ必要なかったですね。私なんかよりもずっと機械に詳しくなって、検定を受けたいと相談された時も、全体の流れだけ教えてあとは出来上がったものをチェックするぐらいでした。

M.E

本当にみんな努力家ですよね。分からないことがあれば積極的にネットで調べたり、もちろん私たちにも聞いたりして。ハングリーというか、自主的にどんどんやっているので本当に尊敬します。私もこの歳になって初めて数値制御旋盤の検定を受けたんですよ。これまでは、仕事ができれば自分には資格なんて必要ないと思っていましたが、みんなが頑張って日本語で試験を受けている姿を見て、触発されて私もやってみようかなと。こういう仲間と巡り会わなければ、そんなことは思いもしなかったと思います。

Y.T

業務とは少し外れますが、私もせっかくこの会社にいるんだからベトナム語やインドネシア語もできるようになりたいと思うようになりました。ある時タイ人同士がタイ語で喋っていて、そのまま私にタイ語で話しかけてきたことがあったんです。その時はさすがに返せませんでしたが(笑)、工場のラインによっては外国人しかいないところもあるので、少しずつ教えてもらいながら仕事以外でもコミュニケーションを深めていきたいですね。

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